2017年8月10日木曜日

revologフィルム使ってみた 460nmとTexture

ちょっと変わったフィルム、revolog 460nmをLomographyのリアル店舗で3ヶ月ぐらい前に買って、それっきりだったのを使ってみました。

revologはオーストリアのフィルムメーカーと言いますか、フィルムを加工してヘンな色にしたりヘンな効果が出るようにしたり。
http://www.revolog.net/en/

日本語でのフィルム紹介ページは…Lomographyでもいいけど、1ページでいろいろ紹介されてるこのページがありました。
http://superheadz.com/film/
しかし通販サイトとしてはもう扱っていないような…

revolog 460nm

何だか青っぽく写るみたいですね。
それすら忘れて、これ、どんなエフェクトだっけ?と思いながら撮ってみた。

nimslo 3DカメラでTha pino noirのスタジオレコーディング風景を撮る。
最初のワンテイク、バルブ撮影なのにNDフィルター付けるの忘れて、おっと、今のは明るすぎだな〜、まっしろしろだな〜、と思っていたら、それが一番まともに撮れてた。
なにやらシュールなレコーディング風景ですが、ストロボを遠慮したからでもあるのですね。それでも今までの経験からそれなりの写真は撮れると思ったんだけどなあ。
だって他は暗い写真ばっかりなんだよ。シャッター2秒ぐらい開けてるのに。
なんかもう、GIF化して何が写ってるのか確認するの面倒臭い。

パッケージにはISO200と記されているので、いつものフジカラーC200と同じ感覚で撮ってたけど、これ200だと思わない方がいいぞ、25とか、20とか、それくらいじゃないの?
NDフィルターなしでちょうどいいくらいだった。

最初の1本はそんな事わからないから、ひたすら暗い写真を撮るのだ!
国立科学博物館のトリケラトプス。バルブ撮影。NDフィルター有り。

トリケラトプス。通常撮影。ストロボ使用。NDフィルター無し。

上野公園の噴水。夜じゃないよ、昼間だよ。夕方だけど。通常撮影。ストロボ不使用。NDフィルター無し。

スキャナーがまず自動補正してるし、その後もアプリケーションで補正してるので、上の写真すべてが「こう写ってます」といい切れるものではないけど、暗いよね。
もちろん、nimsloのフィルム感度設定スイッチは100にしてます。こうすると通常撮影においては、400よりも100の方が「暗いフィルムが入ってるんだから明るく撮らなきゃ」とnimsloが思ってくれるのです。

そもそも現像プロセスが違うのかな〜とも思った。パッケージにC41って書いてあるからお店でC41でお願いしてるけど、スピード現像には向いてないのかな〜とか。
現像されたフィルムを見ると、一カ所だけ、効果となる薬品が塗れてないんだか剥がれてしまったんだか…
ほほ〜お、もとはコダックのフィルムなのね。ケースがコダックなんだけど、中身もコダックだったか。
(スマホの上に置いて撮ったので、ディスプレイのブツブツが写ってます。あと、部屋の物もぼんやり写り込んでいます)
ちなみにこの、紫じゃない部分、薬品?が剥がれてる?部分が本来の露出、僕が想定していた写りです。やっぱりかなり暗くなるようで。
こう暗いと分かっていれば、それなりの撮り方もあったのに。
次はそうしよう。NDフィルターなしでバルブ撮影しよう。



もう1本、revologのフィルムTextureを
https://shop.lomography.com/jp/films/35mm-film/revolog-12exp-texture-1pack
先日買って、撮ってみました。

水玉、というよりも油膜みたいなテクスチャで困ってしまうフィルム。
そしてこれ、12枚撮りで980円!タカーイ!
12枚撮りってことは、nimsloだと6テイクしか撮れないじゃん!現像代がパレットプラザでの702円として、計1682円、1テイクあたり280円!
フィルム装填する時、無駄に感光させるのがもったいないのでトイレにこもって(暗い中で)手さぐりで装填しました。やればできるもんだ。
したらば、最初の1回もふくめて、8回シャッターを切れました。7テイク撮れるんじゃないかな〜と思って、7回撮って、更にまだフィルムを巻けるから、これはひょっとしてちゃんと装填できてなかったのではないかとハラハラしたけど、8回目の後が正常に「巻けなかった」ので安心。
ただ、最初のテイクは一部感光していた箇所と重なっていたので、やはり7テイクが妥当なところでしょう。暗所で装填しなかった6テイクだな〜。
今後もこういう高いフィルム使うなら、出先でも暗所装填できるようにチェンジバッグ買う?

ちなみに、revolog 460nmは1480円。更に高いけど、36枚撮りなのでワンテイクあたりだと460nmの方が安い。
もっとも、Textureは飛び道具っぽいから、12枚撮りぐらいでもいいのかもね。現像代安くならんかな〜。

revolog Textureをトイレ装填したnimslo 3Dを持ってTAPE & DRIVESのライブに行きました。
最初の1枚はライブハウス近所のラーメン店。テスト撮影だからいろいろ撮っておきたい。
惜しい、もうちょっと巻いてからフィルムを引っ掛けていれば(フィルムスタートの無駄な感光部分が終わってすぐに写真の露光になるように、ある程度空巻き(カラマキ)してからフィルムを引っ掛ける…手さぐりでそんなコントロール難しいだろ!やってみたつもり)、4コマ撮れたろうなあ。でもフィルムの終わりも少ししか余裕がなかったので、スタートがうまくいっても8テイクは無理だろうなあ。

revolog TextureもパッケージにはISO200とありました。ほんまかいな?と思ったけど、自動露出で撮るとなるとどうしようもない。けどまあ、このラーメン屋の写真は普通に撮れてますね。夏の屋外、夕方4時半頃。ちょっと暗い写りかな。カメラの設定はISO100だからもっと明るく撮れてもいいと思う。
くどいようですが、スキャナー取り込み時にソフトが自動補正してます。
油膜効果については、ぱっと見た感じ、あんまり目立たないね、暗い方が効果は出るらしいけど。
現像するまではrevolog 460nmと同じようにISO200どころじゃない暗さになるかもと思って、ライブ撮影ではストロボの設定を明るくしました。と言ってもGN32だったかそれくらい。ストロボはViltrox JY610II


ヤヴァイ!楽しい!
KING BROTHERSじゃないよ、TEPE & DRIVESだよ。

上の写真、肌色の暗部が青っぽいのはそのようにPCで補正してるからです。
普通にしてると油膜の赤っぽさが強いので。
ちなみに現像は460nmと同じお店でやってもらいました。ちょっと暗い気もするけど、460nmほどではないですね。普通に使用できます。

惜しむらくは…3D写真なのに立体感が薄れてしまうこと!うわー、致命的で素敵!



チェンジバッグとは…カメラを中に入れて、光が入らないように手を入れる穴もあって、明るいところでも手探りでフィルム装填などできる袋。フィルムの値段が高くて撮れる枚数が少ないと、本気で購入・使用を検討するかも。


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