2014年11月6日木曜日

nimslo 3Dカメラでバルブ撮影 bulb photographing

先週の記述にあるように、nimslo 3Dカメラがバルブ撮影しかできなくなりました。原因不明!
バルブ撮影ってのは、シャッターボタンを押してる間、ずっとシャッターが開いてフィルムが感光してる撮影方法です。
普通はシャッターを押した瞬間だけ、1/100秒とか1/60秒とか、短い間だけ撮って一瞬を記録するのですが、バルブ撮影ではもっと長時間の光景を1枚の写真にします。
それってすげー事なのか?まあ、うまく撮れば肉眼で見るのとは違う風景になるので面白い写真にはなるけれど、あまり考えないで撮ると明るすぎたり、ブレブレだったり、わけわかんない写真になったりします。
とは言え、バルブ撮影でなければ撮れない写真もあるし、多眼ステレオカメラでバルブ撮影できるものはほとんどないと思うので、こ、これは貴重なカメラではないか!

nimslo B3Dと命名して、足立区、千住旭公園でのイベント、メモリアルリバース千住に行ってきました。
シャボン玉をばんばん飛ばずイベントでした。(本当は音楽イベントだったのかも知れない)

三脚を使わず、手持ち撮影なのでシャッター時間はせいぜい1秒ぐらいです。
ストロボを光らせてます。後幕シンクロです。


うーん、魑魅魍魎的な…。3つの点が並んでいるのがシャボン玉です。


これはもうちょっとシャッター速度速いかな。
夜、という事もあるけど、発光するものを撮るのでない限り、ストロボを使ってアクセントにしたいのです。ストロボを使えばアクセントの部分が止まって見える、ブレてるように見えないので、三脚なくてもいいかな、と。
アクセントの部分と長時間露光で流れてる部分と、一枚の写真になってるのがバルブ撮影、スローシャッター撮影の魅力だと思っています。


これは普通に、バブル撮影ではなく、できるだけ速いシャッターで撮ろうとしてみた写真。
できるだけ速くとは言っても、指で押して離してだから、1/4秒ぐらいかな。ストロボの光が届かないところではブレて見えますね。


なぜこんな色になったのかわからない。手前の葉っぱの色からすると、そんなにヘンな補正はしてないと思うんだけど。
フィルムをスキャンする時に、スキャンソフトが自動で色補正してくれるのだけれど、以前のnimslo 3Dカメラで撮ったフィルムに比べて「なんかこの色、違ってるんじゃないか」と思う度合いが大きくなった気がしますね。バルブ撮影だと環境光の影響が大きいから、かな。

参考?
nimsloではなく、NIshika N8000をバルブ撮影・多重露光できるよう改造にする方法の説明ページ(英文)
http://www.instructables.com/id/Hack-Your-Nishika-N8000/

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